車中泊仕様のカスタムはいくらかかるか
ハイエースなどを車中泊仕様にする費用は、何を付けるかで大きく変わります。ベッドキットだけなら10万円台から、電気(サブバッテリー)と暖房(FFヒーター)まで付けると合計で100万円前後になることがあります。カスタム店が公開している価格の例をまとめました。
公開されている価格の例
| 内容 | 公開している価格 | 出典 |
|---|---|---|
| ベッドキット(バリュー、標準・ワイド) | 11.0万〜12.1万円(税込) | ユーアイビークル |
| ベッドキット(マットの厚い上位モデル) | 19.8万〜22.0万円(税込) | ユーアイビークル |
| ワゴン・グランドキャビン用ベッドキット | 25.3万〜31.9万円(税込) | ユーアイビークル |
| サブバッテリー(AGM、インバーターなし) | 18.15万円(税込) | NONIDEL |
| サブバッテリー(リチウム100Ah+1500Wインバーター) | 38.72万円(税込、新車と同時購入) | NONIDEL |
| FFヒーター | 本体23万円〜(税込)+工賃は車両を見て見積り | HIIO |
各社の公式サイトで2026年9月27日に確認した価格です。対象はハイエース200系です。車種や年式、取り付けの内容で変わるため、正確な金額は見積りで確認してください。
何にお金がかかるか
- 寝る場所(ベッドキット):荷室に床板とマットを敷き、平らに寝られるようにします。一番費用が少なく、最初に付ける人が多い部分です。
- 電気(サブバッテリー):エンジンを止めたまま照明や家電を使うためのバッテリーです。容量と、家庭用の電気に変えるインバーターの有無で価格が変わります。
- 暖房(FFヒーター):燃料を燃やして車内を暖めます。冬の車中泊では欠かせない一方、本体が20万円台からと高めです。
- 断熱・窓:車内の結露や寒さを減らすため、壁や窓に断熱材を入れます。店によってはベッドキットとセットにしています。
8ナンバー(キャンピング車)にするかどうか
ベッドキットを付けるだけなら、キャンピング車(8ナンバー)に変える必要はありません。8ナンバーにするには、寝台や調理の設備などの構造の要件を満たす必要があり、2022年4月に要件が見直されて軽自動車などでも登録しやすくなりました。
一方で、検査のときだけ設備を付けて、登録したあとに外して使うのは違法です。8ナンバーを考えている場合は、登録の手続きまで対応している店かを先に確かめると安心です。
店を選ぶときに確かめたいこと
- 自分の車種と年式に合うキットや施工例があるか
- 持ち込みの車に取り付けてくれるか(車の購入が前提の店もあります)
- 電気やFFヒーターの取り付けを自社で行うか
- 8ナンバー登録や車検整備まで相談できるか
- 工賃を含めた総額の見積りを出してくれるか
自宅の暖房として薪ストーブを考えている方は、薪ストーブの費用は何で決まるのかもあわせてご覧ください。
まきどこでは、車中泊・キャンピングカーのカスタム店の比較も検討しています。